講師紹介

ごあいさつ

こんにちは 坂東 喜美生(きみお)です。
私が小さい時にはまるで幼稚園のように踊りのお稽古に通ったものでした。
お稽古場には先生と友達がいてお稽古の時は厳しい先生が帰りには優しくご褒美をくださる。
今は すっかり日本舞踊が遠い世界のものになりつつありますし、
古くからの日本文化そのものも過去のものとされがちです。

でも、もし歌舞伎を観てワクワクしたなら
長唄や常磐津、清元を聞いて血が騒いだなら
日本舞踊は自分にとってけして遠いものではありません。
その「なつかしさ」「息と間」は、脈々と受け継がれた自分自身です。

日本舞踊との関わり方は人それぞれ。
浴衣で動いてみたい方から健康のために身体を動かしたい方、歌舞伎舞踊で舞台に上がりたい方まで。
ご自分のペースで お稽古いたしましょう。
日常を超えて 踊りの世界へ!
踊っているうちに 着物も自然と似合うようになるはずです。


経歴

日本舞踊坂東流 師範
坂東会役員
日本舞踊協会 会員
踊り歴
3才   坂東 京鶴先生に入門
1985年 坂東 登喜美先生門下に
1992年 坂東流名取試験合格
2002年 坂東師範試験合格
2004年 坂東流青年部発足と同時に入部
2005年 江戸区日本舞踊こども教室講師 (~2009年)
2006年 坂東流青年部企画係(2006年度~2007年度)
2008年 日本舞踊協会会員 (現在に至る)
2010年 WG発展形として 坂東流青年部和文化はぐくみプロジェクト発足(活動は現在に至る)
2017年 登喜美会出演のために 坂東 三津二郎先生にご指導をいただく (~2018)
2019年 坂東 利太郎先生にご指導をいただく 
    (現在に至る)
2018年 坂東会広報部委員(2018~2020)
2021年 坂東会企画部委員(2021~2023)
2024年 坂東会企画部委員就任
 

指導方針

日本舞踊は・・・お金がかかる。正直そういう話で警戒される方もいるようです。
たしかに衣裳かつらをつけて歌舞伎と同じような舞台に出るならお金はかかる。
踊り手のために多くのプロスタッフが手をかけてくれるのだから当然です。

本舞台に出るとお勉強になるし、実力も各段にアップします。
でも、趣味で踊るなら本ざらいは出たい方だけ出ればいい、と私は思います。
ただ身体を動かしたい、日本の文化に触れたい方に無理に舞台のお誘いはいたしません。
同様にお名取さんになりたいかどうかもご本人のお申し出で承ります。
坂東のお名前をいただいて芸名が欲しい と思った時にお声をかけてください。

まずは着物を着て 日本の音に合わせて動いてみる。
もしかしたら 想像以上に日本人の私 を発掘できるかもしれません。

坂東流についてはこちらをご覧ください。